こんにちは、CTFパソコン教室です。
ここに記載のある関数はマスターしておきましょう。
おそらく最もよく使うExcel関数です。
関数名 | 目的 |
SUM | 選択した範囲の数値をすべて合計する |
MAX | 引数や選択した範囲の中で最大値を返す |
MIN | 引数や選択した範囲の中で最小値を返す |
AVERAGE | 引数や選択した範囲の中で平均値を返す |
ROUND | 選択したセルの数値を四捨五入して返す |
IF | 条件を付けて表示させたい |
SUM ⇒選択した範囲の数値をすべて合計する
公式:=SUM(セル範囲)
SUMで範囲指定された中に文字列が入っている場合、数値だけを認識して計算してくれます。
ですので、入力する数字は数値として認識されるよう、半角で入力しましょう。
MAX ⇒引数や選択した範囲の中で最大値を返す
=MAX(セル範囲)
選択したセル範囲の中で、一番大きな数値は何かを教えてくれます。
MIN ⇒引数や選択した範囲の中で最小値を返す
=MIN(セル範囲)
選択したセル範囲の中で、一番小さな数値は何かを教えてくれます。
AVERAGE ⇒引数や選択した範囲の中で平均値を返す
=AVERAGE(セル範囲)
選択したセル範囲の中で、数値の平均値を教えてくれます。
ROUND ⇒選択したセルの数値を四捨五入して返す
=ROUND(計算対象セル,小数点以下の桁数)
小数点以下の桁数について
=ROUND(B2,1)
とした場合は四捨五入され、小数点以下1桁まで表示されます。
=ROUND(B2,-1)
とした場合は、整数側の1桁目が四捨五入されます。
何桁目まで表示したいのかの関係図はこんな感じ。
IF ⇒条件を付けて表示させたい
=IF(条件式,条件に一致した時の処理,一致しなかった時の処理)
この例では、平均点が80以上の場合は「〇」そうでない場合は「×」と表示される条件となる。
日本語に訳すると、
もし(IF)セルB2が80以上なら(B2>=80)〇と表示する(”〇”)そうでなければ「×」と表示する(”×”)
という感じ。
IF関数のネスト
関数の中にさらに関数を入れ込むことを「ネスト」と言います。
IF関数のネストは、条件を複数与えたい時に使用します。
この例では、平均点が90以上で「〇」、80以上で「△」、それ以外は「×」となります。
条件式は式の初めから順に判定されます。条件式の順番を間違えてしまうと、意図した結果にならないので注意が必要です。
まとめ
ここで紹介した関数 SUM,MAX,MIN,AVERAGE,ROUND,IF は、Excelを使って表計算をする場合ほぼ100%といっていい確率で使うことになります。
仕組みをしっかりと理解しないと、もしエラーが出た時に対処できません。
特にIFのネストは長くなると厄介なので、よく確認しておきましょう。
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