この記事ではブロックカテゴリの「動き(うごき)」にあるブロックを使って、スプライトを動かしてみます。
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まずは一番上にあるこのブロック。
「10歩動かす」をコードエリアに持っていき、クリックしてみましょう。スプライトを見てみると、クリックするたびに少しずつ右側に移動していくのがわかりますね。
では、「10歩動かす」の「10」のところをもっと大きな数字に変えてみます。
「10」と書いてある所にカーソルを合わせて、キーボードで数字を変更してみましょう。
数字を入力する時は、必ず半角で入力してくださいね。
※キーボードの操作が分からない場合はお家の人にきいてみましょう。
わー!ねこが一気にはじっこの方までいっちゃったよ!
数字が大きければ大きいほど、スプライトの動きは大きくなるし、
逆に小さいほど少ししか動かなくなるよ。
でもはじっこまでいったら、
ほとんど見えなくなって動かなくなっちゃいました・・・
そうだね。
スプライトがステージのはじまで行った時どうするかを、
プログラミングしなければいけません。
それは次回の講座で説明するね。
回転する
次は、「15度回す」のブロックためしてみましょう。
これも、何回も押したり、中の数字を変えたりして、スプライトがどんなふうに動くのかみてみましょう。
ここで、Scratchの向きについて説明します。
みなさんは学校で角度の勉強はしましたか?
ふつうは角度はぐるっと1周回ると360度ですが、Scratchでは右半分、左半分の2つに分けて、0~180度、ー(マイナス)179~0度というふうに表します。
スプライトはこの角度の方向に向いています。
マイナスって聞いたことはあるけど、
いったいなんなんですか?
マイナスは0(ゼロ)よりも小さい数字という意味だよ。
中学生の数学で勉強します。
ここでは、真ん中より右を向くときは普通の数字、
左を向くときはマイナスがつくと覚えておこう。
矢印をグルグル回してみましょう。
向き(角度)の数字がどんどん変わっていくのが分かりますね。
ぐるっと回る
ではこの2つ「10歩動かす」と「15度回す」を組み合わせてみましょう。
何度もクリックすると、スプライトは円を描くようにクルクル回りますね。
これも中の数字を変えて色々ためしてみましょう。
先生、回るのはいいけど、
何回も何回もクリックしなきゃいけないから大変なんですけど・・・
いいことに気が付いたね!
では、たくや君がたくさんクリックしなくて済むようにしてみよう!
ずっと動かす
カテゴリの「制御(せいぎょ)」にある「ずっと」ブロックにお手伝いしてもらいましょう。
さきほど組み合わせたブロックに「ずっと」を近づけると、うっすら影があらわれます。
影があわらわたらマウスを放して、ブロックを食べさせちゃいましょう。
なんだか青いブロックが、オレンジのブロックに
食べられちゃったみたいに見えますね!
うん、「ずっと」に食べられたブロックの命令が
ずっと動くからわかりやすいね。
さっそくブロックをクリックして動かしてみよう!
1回クリックしただけで、グルグル回るようになりました!
でも今度は止まりませーーん!!
動き続けるプログラムを止めたい時は、
ステージの左上にある赤い丸をクリックすれば
すべてのプログラムが止まるよ。
さいごに
カテゴリの「動き(うごき)」にある「10歩動かす」と「15度回す」ブロックの使い方と、カテゴリの「制御(せいぎょ)」にある「ずっと」ブロックの使い方について見てきました。
スプライトの動きは簡単ですが、どれくらい動かすかの数字を変えたり、向き(角度)の考え方を分かっておくことが大切です。
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